シニア向けの求人サイトを見ていると、ときどき見かけるのが保育補助の仕事です。保育士などの資格を持っていないという理由で、チェックしたことはないという人も多いでしょう。実は、保育補助のお仕事には特別な仕事は必要ありません。待機児童などの問題で注目が高まっている仕事で、これからもシニア向け求人サイトへの掲載数が増えると予想されています。
保育補助の具体的な仕事としては、教材の準備や着替えの補助などがあります。保育士さんが行うメインの仕事をスムーズにするために、サポート的な業務を担う仕事だと考えると良いでしょう。保育補助の仕事内容は幅広く、施設によっても求められることが異なります。担当してみたい仕事があれば、保育補助でもその仕事ができるのか面接などで確認しておくと良いでしょう。
保育補助の仕事に向いている人
保育補助の仕事に向いているのは、なんと言っても子供が好きな人です。施設によって雑用が多かったり逆にほとんどが子供に関する仕事だったりと子供と関わる量に違いはあります。しかし、全く子供と関わらない保育補助の仕事はないと思った方が良いでしょう。子供を見るとそれだけで笑顔になれるという人なら、職場に行くのが楽しくなります。
あくまでもメインの業務は担任の保育士さんのサポートです。保育士さんの仕事を見ながら、自分が何をすれば保育士さんが働きやすくなるかと考えられる人に向いています。同じ仕事でも保育士さんによってやり方が違うこともあるので、他の人の仕事のやり方やペースに合わせながら自分の仕事を組み立てるのが得意だという人におすすめです。
保育補助の仕事のメリット
保育補助の仕事のメリットは、短時間でも働けるという点です。施設によってどんな補助を求めているかは異なりますが、朝夕のお迎えや送り出しだけという施設や、お昼寝の時間だけという施設もあります。社会とのつながりを求めて仕事はしたいけれど、長時間仕事をするのは負担だと感じる人にはぴったりです。子供は日々成長しますから、そんな子供と触れ合うことで新しい刺激を感じられるのもメリットとなるでしょう。
保育補助として働くと、保育士資格の取得に関する費用を補助してもらえる制度もあります。シニアになって新しいことに挑戦したい、これから本格的に保育の仕事に関わりたいという人にもおすすめです。自分が身に付けたいスキルがあれば、しっかり求人サイトをチェックし、そのスキルを得られるような職場を選んでみると良いでしょう。